2015年6月25日木曜日

数字を3桁で区切るのが愚かしいというバカバカしい話

金額を書くとき、1,000,000みたいに3桁ずつカンマを打つじゃないですか。

ちょっと作ってたプログラムにユーティリティ関数を用意してやろうと思って、文字列の"1000"を"1,000"に変換するのを作ったのです。で、名前をつけようとして、はて、こういうの何て言うんだろう?と思いまして。

tri-ナントカ、とか、気の利いた単語があるのではと思って検索したら、「日本語は4桁ずつ(万、億、兆・・・)で区切るのに、英語の表記に毒されて3桁で区切るのはわかりにくいし、英語にあこがれて思考停止する愚かな行為だ、的な雰囲気の話がいくつも見当たりました。

検索結果のプレビュー程度しか見てないのでいちいちどこのブログだとか言わないけど、わりと多くの人が思いつくネタのようでぱっと見ていくつもの記事が見当たったので、特定の誰かの意見というよりは、まあある程度一般的な意見(一部ではあるけど稀ではない)ということでいいかなと思います。書いてる本人は目から鱗の有難い話と思っているかどうかは別に知らないけど・・・。

で、思うに、すげえどうでもいいですね。こういう話。どうでもいいから気にしなきゃいいんだけど、あまりにバカバカしくてつい。

数字の書き方なんかでナショナリズムを主張するこたないと思うのです。つうか、そこまで言うなら「10,000ではなく1,0000とすべきだ」ではなく「一万とすべきだ」と言えばいいじゃない。

アラビア数字を使って発展した科学の成果の恩恵に生まれてから死ぬまで24時間365日もれなく与って暮らし、その最たるものであるインターネッツなどで言論人を気取りながら、「日本語がー」とかってのは・・・まあ、昔の酔っ払い頑固親父の薀蓄話みたいで何ともくだらないな、と思いました。ネットなんてやってないで自分の家族か飲み友達にでも語ってりゃいいのに。

だいたい、「実は3桁区切りは英語の表記(thousand, million, billion..)には良くなじむ」みたいな話も書いてあったりするのだけど、実はもクソもないというか、そんなことは並の勉強をした中学生以上なら誰でも知ってるけど当然過ぎるのでイチイチ何かの発見かのように言ったりはしない、という類のことであって・・・。まあ、どうでもいいのですかね。

ちなみに、3桁区切りはthousand separatorと言うとWeblioには出てたけど、それじゃ長いので関数は単に"digit"という名前にしました。あんまり処理内容を表してないのだけど、数字に使うということはわかるだろうし、まあ、ともかく利用場面を考えると短い名前であることが優先だったので。

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