2016年10月13日木曜日

お菓子作りの原価

先日、サツマイモが1本100円と安かったので2本買って、スイートポテトを作ることにした。
自宅に余っていたレーズンをラム酒につけて入れたら美味いのが出来るんじゃないか、と思った。

果たして、それはなかなかの味わいで、1本の芋、つまり100円で大振りの8個のスイートポテトが出来たわけだが、なかなかコスパがよいな、なんて思っていた。

ところが、材料のうち、家になかった生クリームを少しだけ使って冷蔵庫に入れたまま数日忘れていたことに気付いた。


生クリームはわりと高い。200~300円くらいか。これをほぼ余らして捨てたら、スイートポテトの名目上のコストが一気に高騰してしまう。そうでなくても実際はバターや砂糖ももちろん使っているのだし。

なので、先ほど、夜だというのに思い立って、今度はずいぶん昔に何かで使って余っていた黒糖と、残り一本の芋でまたスイートポテトを作った。

黒糖バージョンもなかなか美味そうである。生クリームも半分以上は使ったし、あと残りは冷凍でもして今度料理にでもぶち込もう。


ただ、せっかくこうして節約した気になっても、材料として使った卵黄2個のために必然的に余った卵白2個。これを流しに捨てるのが忍びない。

以前はメレンゲにして焼いたり、小麦粉や砂糖やバターなんかと適当に何か作ってみたりしたが、そもそも卵白がもったいないからという理由で何か作るのに多くの材料を費やしては意味がない。しかも、さほど食いたいメニューでもないものを作って。


そこで、マーガリン(箱に「料理にも!」とあったので加熱OKのタイプなのだろう)と粉チーズ、胡椒、醤油で白身焼き料理を作ってつまみにしてみた。

スクランブルのようなものなのだが、見た感じ、大型の鳥の糞みたいなので鶏糞焼きとでも称しようか。

しかしこれが、非常にしつこかった。

バターを使う焼き料理は常に倍量くらいのバター好きだし、マーガリンもパンにはどっちゃり塗る派なのだが・・・これはやけにしつこくて胃がもたれた。


味はしょっぱくてツマミっぽいです。もたれるので皆さんも是非お試しください。



  *   *   *


けいふん焼き レシピ

材料

  • 卵白2個分
  • 粉チーズ適宜
  • 醤油数滴
  • ブラックペッパー
  • マーガリン大匙1強(パン1枚に塗るに塗るには多すぎるな!というくらいの量)
作り方
  1. フライパンを熱します
  2. マーガリンを入れます
  3. 溶けたら、卵白を入れます
  4. 適当に固まりかけたらちょっと崩してひっくり返します
  5. だいたい焼けたら火をとめ、粉チーズと醤油とブラックペッパーをかけます
  6. 更にのせて、フォークで上品にいただきます
  7. 胃がもたれます
おすすめしません。